Contents Menu

m2mとMVNOによる情報のやり取りがもたらすもの

iot社会が現実のものとなり、iotから発展する形でm2mによる情報収集も注目されています。
m2mというのはモノ同士をつなぐことを指します。インターネットでデバイス同士が繋がり、人を介さずに情報をやり取りすることが可能です。m2mはiotと比較すると、馴染みが薄いという人も多いですが、企業活動において、m2mは今後必要不可欠となることが確実視されています。
いまからm2mの導入を検討するのは決して間違いではなく、むしろできるだけ早急にm2mによる情報共有を実現するほうが良いと言えるでしょう。

m2mでできるのは、デバイスや機械をインターネット回線で接続し、それぞれの情報を共有したり、交換したりすることです。iotはインターネットでデバイスを遠隔操作するなどの機能を持ち、人間がその作業に加わることが多いですが、m2mは人間が介さずに情報をやり取りするという点が異なります。例えば次のような事例があります。

エレベーターにセンサーやテレビカメラを設置して、使用状況を記録していきます。それぞれの機器が連動し、情報を収集します。これにより、エレベーターの運行状況をチェックし、問題をいち早く見つけることができます。

また、交通情報の取得にも利用されます。渋滞などの情報はすべて自動化されています。おそらくm2mで最も身近なものの一つかもしれません。VICS情報は道路に取り付けられた専用のデバイスで、渋滞情報を収集します。
その後センターに情報が送られ、情報をリアルタイムで更新し、発信します。

これ以外にも情報をやり取りする場面はいくつもありますが、情報の送受信で必要になるのが、モバイルデバイスです。
現在はSIMカードを利用して、携帯電話網を通じ、リアルタイムで情報を更新することができます。さらにMVNOの普及により、法人向けのm2mやiotプランが充実してきました。こうしたサービスを活用することで、より安価に情報収集ができるようになっています。